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球速アップトレーニング~腹筋編~

長野市たま整骨院の石田です。
今回は球速アップトレーニングの一つ、腹斜筋のトレーニングです。野球の投球動作では必ず捻る動きが入ってきます。

体が大きくなるとスナップスローで遠くまで投げられるようになるため少ない動きで大丈夫ですが、少年野球、中学野球は骨もしっかりできておらず体をしっかり使って投げることが必要になってきます。
特に速い球を投げようと肘を一杯に引いて遠心力でぶん回して投げる子も時々見かけますが肘や肩をケガする確率は高いでしょう。

肘を引かなくても速い球を投げるために腹筋を使います。
単純にまっすぐ折れ曲がるように使う腹直筋も大事ですが、体を捻ってくれる腹斜筋が重要になってきます。
腹斜筋は2種類ありますが、特に気にせず体を回していけばどちらも鍛えられます。
今回は、股関節の動きも組み合わせて、より野球に必要な動きをトレーニングしていきます。
写真のように仰向けで寝て片方の肘と対角線にある膝をくっつけます。
注意することは必ずおへその上でくっつけるようにすることです。
肘と膝の引きつけるトレーニングなのでどっちかが大きく動けば片方は少ししか動かなくなりますので効果が片寄ってしまいます。

腹筋のトレーニングと言いましたが、捻れるためには脚の引きつけも不可欠になりますので協調性のトレーニングでもあります。
また、勢いをつけずにやることでトレーニング効果も高まります。

片方10回ずつを3セット行いましょう。

 

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